名前の由来
名前:'Masquerade'——「仮面舞踏会」。イタリア語の'mascherata'(仮面をつけたカーニバル)に由来します。名前の意味は、一株の花が同時に「違う仮面をつけている」ということです——金色のつぼみ、ピンクの若い花、赤い古い花。これが「マスカレード効果」で、花がしおれずに少しずつ色が変わる現象です。Boernerは、この品種でその性質を遺伝的に固定しました。
育種:Eugene S. Boerner(Jackson & Perkins Co.、アメリカ)が育成し、1949年に発表。1952年にHazlewood Bros.によってオーストラリアに紹介。US PP 975(1950年8月29日付)——アメリカで最も早く特許を取得したバラ品種の一つです。交配:'Goldilocks'(FL Boerner 1945)×'Holiday'(FL Boerner 1948)——両親ともBoernerのバラです。Eugene Sydnor Boerner(1893–1966)は「現代フロリバンダの父」と呼ばれるJ&Pの育種家で、生涯に11のAARS賞を受けましたが、この品種はその中に含まれません。
評価:RNRS Gold Medal 1952(Royal National Rose Society、イギリス)を受賞——確認済みです。重要な訂正:オンラインの多くの記述はこれをAARS受賞品種としていますが、Masqueradeはそうではありません。Boernerは生涯で11のAARSを受けましたが、この品種はその一つではありません。この品種から「カーニバル」系のバラの一群が生まれました——後のマスカレード型(Masquerade-type)品種(Joseph's Coat 1964、Charisma——考え方として近い)が続きます。バラの育種用語としての「マスカレード効果」は、Boernerがこの品種で遺伝的に固定したのと同じ現象です。 つるバラ型のClimbing Masquerade(Dillon 1958)は、つる性の枝変わりで、現在はイギリス市場では株型よりも人気があります。存在しない'Mini Baby Masquerade'(当カタログの11番目の「幻の品種」)の代わりとして掲載しています——Mini Baby Masqueradeは存在しません。Baby Masquerade(Tantau 1955)はミニチュア版で、これも別品種です。ここでは1949年の原品種を掲載しています。当カタログでのBoernerの2作目で、Aloha(1949年、同じくBoerner、やはり1949年)と並びます。








